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イベントレポート

(2013/3/6)
K.will JAPAN TOUR
 ~Amazing 2013!~
2013.2.26(TUE) 福岡国際会議場メインホール

©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung

2月26日、国際会議場メインホールにてK.willの福岡初公演が開催されました。
開演時間になり、会場から明かりが消えるとスクリーンにはホラー映画のワンシーンのような映像が。妖艶な音楽
と共に映像に引き込まれていると、「きゃー!」という悲鳴と同時に会場からも黄色い歓声が響きます。
K.willの登場です。

♪『イロジマ チェバル(PLEASE DON’T…)』
♪『催眠(チェミョン)』


セミバラードを伸びのある声で切なく歌い上げた『イロジマ チェバル(PLEASE DON’T…)』。そして、ラップと
テンポのいいリズムで聴かせた『催眠(チェミョン)』。会場のボルテージはどんどん上がっていきます。

「K.will JAPAN TOUR ~Amazing 2013!~へようこそ。こんばんは。K.willです。今回、初めて福岡に来た
のですが、こんなにたくさんの方に来てくださってありがとうございます。」鳴りやまない歓喜の中の挨拶。
「僕のコンサートに初めて来た方?」と会場に問いかけると「嬉しいでしょ?!」と悪戯っぽい笑いを見せながら
会場を見渡すK.willに答えるように大歓声が沸きあがり、福岡のファンの方がこの日をどれだけ心待ちにしていた
のかが伝わってきます。そんな声援を受け「今日は最終日だから素敵に終わらせたいですよね?」と益々会場を
盛り上げます。

「オープニングの映像、見ましたよね。僕、何に見えました?」会場からは「ヴァンパイア」との声が上がっていたので
すが、わざと「ちょっと曖昧で分かりづらいよね。」と笑いを誘います。「今日は最初から最後までヴァンパイアのコンセプトでいきます。」と宣言したK.will。衣装のコンセプトもヴァンパイアなのか、黒のスーツに赤のスパンコールがキラキラと輝いていました。


©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung

「人々はヴァンパイアに先入観を持っています。ヴァンパイアは十字架が嫌いだと思われていますが、僕は
クリスチャンです。にんにくが嫌いだって話もありますけど、僕はキムチが好きです。今日、福岡でラーメン食べました
が、にんにくがたっぷり入っていました。それから、ヴァンパイアは日差しを嫌うと言いますが、K.willヴァンパイアは
このような明るくキレイな照明の下が好きです。」

世間一般に持たれているヴァンパイアのイメージとK.willヴァンパイアの好みを比較しながら、ユーモアあふれる
MCが展開されていきます。

「韓国の公演では男性の姿は見ないんですが、今日、会場にはちらほらと男性の方がいらっしゃいますね。たぶん
彼女や奥さんの付き添いで来ているんでしょう。僕はKARAや少女時代ではありませんが、男性の方も楽しんで
いってくださいね。」との冗談も飛び出します。「もしかして、男性だけで来てる方っていっらしゃいますか?」と聞い
てみたところ、「はい!」とひときわ低い声が響きます。「韓国では絶対に男性だけで来てくださるファンがいないので
ちょっとプレッシャーですが一生懸命頑張ります。」と緊張を口にするK.will。
「今日はカップルで来ている方がたくさんいますが、僕の公演はカップルのための特別な配慮はしません。けど、
今度の曲はカップルのための曲です。独りでは分からない、もちろん感じる事も出来ない、これからも絶対に分かる
事のない、カップルのための・・・“別れの歌”です。」と会場を大爆笑の渦に巻き込みます。

♪『Butterfly』
♪『自分が嫌いだ(ネガシルタ)』


さっきまで冗談を言って会場を笑わせていたおちゃらけた態度から一変、歌詞にのせてK.willの掠れた切ない声が
会場を包み込みます。

「先ほどは悲しい雰囲気の曲だったので、ここで雰囲気を変えましょうか。」と披露してくれた1曲。

♪『妄想の中の君(HEY YOU/ファンサンソゲクデ)』

Jazzのような曲に場の雰囲気が一気に様変わり。いつもとはちょっと違うsexyな声で歌うK.willに、ファンは総立ち
でリズムに合わせて手拍子を響かせます。

♪『出かけると厄介だよ(COME TO MY CRIB/ナガミョンコセンイヤ)』

白のシャツにロングカーディガンに着替えて再登場したK.will。軽快なリズムに合わせてstepを踏みながら聴かせて
くれます。ファンとの掛け声もぴったりと息が合っていて、会場全体で楽しんでいる様子がさらに気分を盛り上げて
いきます。

©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung 

「雰囲気がだいぶ変わりましたね。いままでの歌は去年のアルバムに収録されていた曲です。バラード歌手が歌う曲にしては、とてもシックで楽しい歌だったでしょ?これからも、このように楽しい曲も入れたアルバムなどを作っていきたいなと思ってます。だけど、前から楽しい歌はありましたよね?それを歌ってみますか?準備出来てる?
みなさん盛り上がりましょう!!」

♪『Present(ソンムル)』
♪『チョコレート』


ステージを右に左にめいっぱい動きながら次々と楽しい歌を聴かせてくれます。K.will自身がステージですごく楽し
そうに歌う様子に、ファンもつられてリズムに合わせ体を揺らし会場自体が大きく揺れていました。

「皆さん、忘れている事ありませんか?私は誰ですか?ヴァンパイアです。ヴァンパイアはのどが渇くと何を飲みますか?」そう言って、手を顔の横でぱんぱんっと叩くと、赤い液体が運ばれてきました。一口飲んで、悪戯な笑みを
浮かべながら「人参味の血です。」とおどけてみせるK.will。


©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung

「これが血だとしたら、何型の血だと思いますか?O型だと思う方、手を挙げてください。好奇心旺盛な方ですね。
好奇心が旺盛だから、次の公演がどうなるかとか気になりますよね~。そんなこと考えずに楽しんでください。
A型だと思う方?A型は敏感ですからね。あっ、もしかして、男性の中にA型の方いらっしゃいますか?」

「はい」と低い声で返事がありました。

「もしかして、さっき男性だけで来てるって言ってた方じゃない?」
「ひとりです。」
「えっと、、、こういう展開は予測してなかったんですけど。ホントに僕の事が好きなんですね。」

「B型。楽しんでますか?」
「yeah!!」
「ホントに楽しんでますか?
「yeah!!」
「よかったぁ。B型はその日の気分がノッていなければ、何してもダメなんです。さて、血液型の話はこの辺で・・・。」

「ABは?」
「AB?AB型はそんな事すら気にしないんです。」

「ところで、私には何型の女性が似合いますか?」
との問いかけに、会場からかは自分の血液型を叫ぶ声が飛び交います。
「重要なのは血液型ですか?僕の目にキレイに映る人が一番似合うのではないでしょうか?今日、ここにお越しの
皆さんは僕の目にはとても美しく見えます。そして、次の曲は、美しい皆様と僕が出会えるようにしてくれたデビュー曲です。」

♪『左胸(ウェンチョクカスム)』

デビュー当時よりも更に深みのある声でしっとりと歌いあげるK.willに、会場も息を呑んで聴き入ります。

「特別な贈り物を準備しました。次は日本の皆様のために準備した日本の歌です。」

♪『言葉にできない』 (小田和正)

ピアノとK.willの声だけが折り重なるように会場中に響き渡ります。歌詞にのせて彼が作り出す柔らかい雰囲気に
ファンは引き込まれ、片時も目が離せません。曲が終わるや否や、会場は大きな拍手で包まれ、しばらく鳴りやみませんでした。


©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung

<映像>
暖かな日差しの指すカフェの窓際。のんびりとした空気が流れるなかお茶をして過ごすK.will。
そんなゆっくりとした時間を過ごした帰り道。横断歩道の向こう側には・・・
「元気にしてた?」

♪『君が必要だ(ニガピリョヘ)』
♪『REAL LOVESONG』

「みなさん、バラード歌手のわりには熱狂的でしょ?そこで、僕の公演のハイライトはカップルのための別れの歌を
準備しました。」

♪『恋しくて恋しくて恋しい(クリプコクリプコクリプタ)』
♪『1秒にひとしずく』


<映像>
バスの中から流れる街並みを見つめるK.will。バスを降りて向かった先は平凡な高校生活を送っていた母校。
足元に転がってきたサッカーボールを手にすると・・・夢いっぱいだった高校生へと記憶がさかのぼる。

♪『記憶の習作(キオゲスプチャク:展覧会)』

「映像、楽しく見ていただきましたか。映像でも見ていただいた通り、僕は平凡な高校生でした。その頃、歌手に
なる事を夢見ていましたが、このように大勢の人の前で、しかも日本で、ステージに立つ事が出来るなんてこれっぽ
っちも思っていませんでした。このように応援してくださって本当にありがとうございます。あの時からどれくらい経った
のかな。そんなに時間は経ってないよね。今後、5年、10年と、どんな未来が待っているのか期待もあり、不安も
あります。これからもみなさんの応援に答える事が出来るように頑張っていきます。
2012年もたくさんK-POPを愛してくださいましたよね。さっきも言いましたが、私の曲はステージから火が出るような演出や狂ったように走り回るような曲はありません。そこで、K-POPを歌う友達から借りてきました。みなさん準備
はいいですか?盛り上がりましょう!!」


©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung

♪『美しい夜だ(アルンダウンパミヤ:BEAST)』
♪『FANTASTIC BABY(BIGBANG)』
♪『江南スタイル(PSY)』


2012年のK-POP界を牽引してきた3組の代表曲を披露。ダンサーと共に、それぞれの曲のダンスも見せてくれた
K.will。ステージを所狭しと走り回る彼に会場も大盛り上がりです。

「今日の公演のMCは韓国語だったじゃないですか?途中途中、私がみなさんのために準備した日本語も織り交
ぜましたが、まだまだですね。今日は皆さんのために手紙を用意してきました。」

スポットライトの下、日本のファンのために今の精一杯の気持ちを伝えようと日本語で手紙を読んでくれたK.will。
"31歳になり、時の流れが早いと感じている今日この頃。2013年の目標は“記憶に残る毎日”を過ごすこと。
そんな中で今日という日を振り返った時に、忘れる事が出来ない1日になったこと...。"
手紙を読みながら時折見せるはにかんだ笑顔がとてもまぶしく、今、この一瞬一瞬を大事にしている気持ちが
伝わってきました。

♪『君のそばに(ニギョテ)』

歌詞の日本語訳がスクリーンに映し出され、手紙で表現した気持ちを今度は歌にのせてファンへと届けてくれました。

「一緒に過ごした時間は楽しかったですか?ホントに時間の流れは速いですね。
時は流れ"K.will JAPAN TOUR ~Amazing 2013!~" がもう終わりを迎えます。みなさんが応援して愛し
てくれたおかげで昔では想像もできなかった、このような公演をする事ができました。次、いつお会いできるか分かり
ませんがより成長した姿でみなさんとお会いできる事を楽しみにしています。これからも応援してください。
最後の曲はバラード歌手らしく、泣ける悲しい曲にしたいと思います。ありがとうございました。」

♪『涙ぽろぽろ』


©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung

別れを惜しむかのように、K.willの哀愁漂う声が会場中に響き渡ります。ファンも聴き入るように一点を見つめています。最後に左、右、中央へ深々と挨拶をし、ステージを後にしました。


~アンコール~

♪『胸がおどる(カスミティンダ)』

「ありがとうございます。みなさんがアンコールをしてくれたおかげで、最後まで準備した曲を披露する事が出来ま
した。アンコールがなかったら大変でしたよ。今日が日本での最後の公演なんですが、このように楽しく終わらせる
事が出来てホントに感謝しています。今日が最後だから、みなさんにいっぱい話したい事があるんだけど、今は思い
つきません。今日、話せなかった事は、近いうちにまた来てお話ししたいと思います。」

♪『LOVE119』


©JAKOL・STARSHIP ENT. Photo:You tae-hyoung

彼の歌唱力の高さに驚いたのは言うまでもありませんが、歌っている時に見せるしっとりとした大人しい姿とは違い
MC時のK.willは悪戯好きでユーモアのあふれる、着飾らない姿を見せてくれました。そのギャップがこれだけ多くのファンの心をしっかりと掴んでいる要因のひとつなのかもしれません。
ステージが終わったばかりでももっと彼の歌を聴いて酔いしれていたい、そんな魅力をもつK.will。
次の来日が待ち遠しいです。
(文:宮崎聡子)

※写真は全て2/24東京公演:中野サンプラザホール開催のものです。



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