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イベントレポート

(2012/3/21UP)


2012.3.11(SUN) TOKYO DOME CITY HALL 

2012年3月11日(日)。 折りしも、私たち日本人にとっては、忘れられないあの未曾有の東日本大震災から1年目という節目のこの日に、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて第1回目となる『ASIA MUSIC CONNECTION(AMC) 2012-Asian Triangle』が開催されました。
このライブは、台湾・東京・香港のアジア3都市にて行われるアジア各国を音楽でコネクトして、アジア全体をひとつに結び、アジア各国のアーティストを紹介、応援していく主旨でスタートしたものです。東京ステージの出演アーティストは、出演順に、
①唐禹哲(タン・ユージャ/D.T) from 台湾 ②G.E.M. from 香港 ③廣仲(ルー・グワンチョン) from 台湾 ④VANNESS from 台湾 ⑤ナオト・インティライミ from 日本の計5名のアーティスト。
この5名のアーティスト順にそれぞれのパフォーマンスをレポートします。

まず、オープニングでは、ジョン・レノンのイマジンをBGMにこの日1年が経った3.11に向けてのメッセージがセンター
ステージ上のスクリーンに映し出され、“今日のこの日に音楽をとおして、日本を元気にしたい”という開催への想いが伝えられたあと、いよいよステージの始まりです。


唐禹哲(タン・ユージャ/D.T) <from Taiwan>
       ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

まずはミディアムテンポなロックサウンド。タイトル名と同じ"♪愛我~♪"のフレーズがポイントの代表曲で、
オープニングを飾ります。

♪1曲目「愛我」
♪2曲目「KISS ME NOW」
♪3曲目「灰色河堤」


D.T:(日本語)みなさん、こんばんは!お元気ですか?
(中国語)自分の中国語の歌は終わりましたが、僕の好きな曲を皆さんと分かち合いたいと思いますが、
いいですか?(客席からは「もちろん!」の声)
この曲は、子どもの頃に好きだったドラマの主題歌です。


♪4曲目「甘心替代你」

 ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

D.T:皆さん、この曲は、お好きですか?(客席から拍手)
皆さん、お座りください!オープニングの時に皆さんもスクリーンでご覧になったように今日は、東日本大震災から
ちょうど1年が経ちました。この日が、皆さんにとって、とても意味のある日だと思います。そして、僕にとってもこの
1年が経って、とても意味のある大切な日で音楽を届けたいと思います。そしてこれからの日々を皆さんと一緒に
元気に過ごしていきましょう。がんばって!
そして、次は、英語の曲になりますが、これは、僕がクリスチャンになって、とても意味のある曲です。
この歌を皆さんに捧げたいです。


♪5曲目「Make You Feel My Love + A Thousand Years + You are good」

ピアノの弾き語りに合わせた、ミディアムテンポなバラード調メロディーのアコースティックLIVEで締めくくられました。


G.E.M. <from Hong Kong>
        ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

ステージ上がライトアップされたと同時に、ステージにはグランドピアノと本日の紅一点アーティストG.E.M.が、Jazzyなメロディーの1曲を弾き語りのからスタート。彼女の声量のある歌声が響き渡ります。

♪1曲目「If I Ain't Get You(Cover)」
♪2曲目「Mercy On Me(Cover)」


 ピアノ演奏での弾き語り2曲が終わり、客席から拍手。そして、ここでMCタイム。

G.E.M.:こんにちは~!私は、香港から来たG.E.M.です。ヨロシク~~~!!
ナオトさん(ナオト・インティライミ)が、日本語を1つ教えてくれました。それは“アゲポヨ~~!”
次の曲は、東京で撮影をした曲で、みなさんが気に入ってくれるといいなぁ。

 ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

♪3曲目:「All About U」

途中、“It’s All About U~~。TOKYO~~. 手を挙げて~”と客席を盛り上げます。
客席も手を挙げてそれに応え、会場の空気が一つに。
ここで、彼女の音楽プロデューサーを紹介し、この後からは、一緒にステージを務めてくれます。

♪4曲目:「Get Over You」
♪5曲目「A.I.N.Y」
♪6曲目「Lady Marmalade(Cover)」

パワフルなヴォーカルで、最後は、客席から歓声も上がってのエンディングです。
歌い終わったG.E.M.は、“ありがとうございま~す!バイバイ~!”と元気な笑顔でステージを後にしていきました。


盧廣仲(ルー・グワンチョン・CROWD LU) <from Taiwan>
        ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

演奏スタートから歓声と拍手が響き渡り、その人気の高さがうかがえ楽しみなグアンチョンの1st. ステージの1曲目。センターに設置されたスツールに座り、アコースティックギターの彼独特のパフォーマンスで、客席も楽しそうな様子が伝わってきます。この曲の途中では、“こんばんは~!”と挨拶も入りとても粋な感じで、まるで、即興ハミングをしているかのようなPOPなナンバーでスタートです。

♪1曲目「別殺我」
♪2曲目「我愛你」

2曲を終わって、客席から“グワンチョン~!我愛你~~!!”という声援があがっていると、ここでMCタイム。

盧廣仲:ハ~イ!日本の友だち、こんにちは。ルー・グワンチョンです。ハ~イ!Sorry I’m late.

と慣れない日本語でのMCを詫びる可愛い一面も。
照れてしまった彼に客席から、
“加油~!待ってたよ~!問題ない~!かわいい~・・・”と日本語や中国語でさまざまな声援が飛び交います。

♪3曲目「破氣球」

 ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

パフォーマンス中で気になったのが、スツールに腰掛けながら片足を何度も跳ね上げる様子。うっかり後ろに倒れないかな?と心配にもなるその独特の座りながらも動きのある熱いパフォーマンスは、とても印象的です。
曲が終わるたびに、客席から声援が飛び交う中、“OK! OK!”と客席を落ち着かせながら、トークはほとんどせず黙々と音楽を聞かせてくれる真摯な姿には、とても好感が持てます。

♪4曲目「一百種生活」
♪5曲目「早安晨之美」
♪6曲目「oh yeah」

曲の中で、いろいろなパフォーマンスをもって楽しませてくれたルー・グアンチョン。
最後は、“ありがとう~”と言いながらステージを後にしていきました。


VANNESS <from Taiwan>
 ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

オープニングは、中華盤アルバム「V.DUBB」そして「C’EST LA V」に収録のノリの良いダンスナンバーの2曲で
スタート。VANNESSらしい、歌と踊りを堪能できる選曲です。客席もスタートから立ち上がって、アリーナ席には
Vマークの赤いペンライトも多く踊り、その人気の高さが伺えました。

♪1曲目「Never let you go + Do it」
♪2曲目「Soldier」
♪3曲目「Reason」


スタートから中国語そして日本語とどの楽曲もノリが良く歌って踊れる選曲で、会場全体がヒートアップ。
“皆さん~~!”と時々客席に声掛けしている様子から、とても気遣いを感じさせます。

VANNESS:(日本語)みんな~、久しぶりです!元気かぁ~?!
(英語)この会場にいる皆さんはすばらしい~。どうもありがとう!
皆さんのエネルギーは本当にスゴイ!大好き!
皆さんが素晴らしいので、ここで、皆さんの助けが必要です。次の曲で、僕が“シャウト♪”って言ったあとに、
皆さんも“シャウト♪”って言ってください。

♪4曲目「説愛就愛」


VANNESS:みんな~、愛してる~。元気ですかぁ~~~。暑いですかぁ~?僕も~!
みんな、ロックしている?もっとロックしたい?じゃぁ、もっと盛り上がっていくよ~!


 ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

♪5曲目「透明愛」

曲やMCの合間に、ヴォイスチェンジャーが使われていましたが、“英語から中国語に変換します。”と話ながら、
チェンジャーの機械操作をするジェスチャーも見せてくれます。この動作には、客席からも爆笑。そして、今回のLIVE参加への想いを語り始めます。

VANNESS:1年間が過ぎました。去年の4月には、日本にたくさん来ました。小さい頃から、漫画とかドラマを見ていました。日本での買い物も大好きです。皆さんにありがとうという気持ちを伝えたいし、祝福をしたいです。ここで、一言、言いたいです。今日は、皆さんの情熱を感じました。人生の中で、どんなことが起きても、愛があればすべて
乗り越えられます。私は、あなたたちを愛しているから、ここにいます。私たちが日本を愛しているから、日本は、もっともっと良くなります。私の無償の愛を感じてほしいです。これは、神様からの愛です。ですから、その愛を皆さんとともに踊り続けたいと思います。ありがとう~。


♪6曲目「Endless Dance」

パフォーマンスを終了し、“I love you guys, ありがとう~”という一言を残して、ステージを後にしていきました。


ナオト・インティライミ <from Japan>
       ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012

この後は、我が日本のアーティストがトリを務めるLIVEがスタート。
時間の関係上、この後のパフォーマンスは、セットリストのみと少しだけMCタイムの様子をレポート。

1曲目「テキナビート」
2曲目「Dreammaker」
3曲目「Brave」
4曲目「君に逢いたかった」
5曲目「カーニバる?」
Ending「愛してた」


彼の最近の活躍は、皆さんもご存じだと思いますが、根っからの明るいオープンな自然スタイルとおり、トークでも会場を盛り上げてくれます。今回は、アジアのアーティスト集結のLIVEということもあり、数日前の台湾ステージにも出演した彼。台湾会場でも見かけた顔をが見受けますよ~と話したり、いきなり、中国語で、自己紹介をして、本人も“こんな茶番を聞いてくれて・・・”としながら、各階に声掛けします。その時も、アリーナ席を一階席と勘違いして、客席から違うよ~という反応に、何でっ?といった様子でおどけたやり取りで客席を和ませたり、昨年台湾で小さくですが、デビューしそして今年は、LIVEなどのプロモーション活動ができたと喜びを語り、本日、出演のアーテイストひとりひとりの紹介をしての気配りトークもあり、最後には、震災時の気持ちを真摯に語る場面もあり、心優しい人柄を感じさせていました。ポップで明るい曲調の楽曲は、気持ちが沈んでいる時におススメのアーティストです。

 ©ASIA MUSIC CONNECTION 2012


アーティストそれぞれの印象ですが、唐禹哲はやはり俳優としての印象が強いですが、繊細で自分らしいスタイルを持ったこだわりのあるアーティストでもあります。これから、もっとLIVEを開催して、ミュージシャン D.Tとしての更なる活躍を期待したいと思います。
今回の紅一点であるG.E.M.は、そのパワフルで魅力あるパフォーマンスで、初めて彼女のLIVEを観た人でも、ふと聴き入ってしまうほど、本当に歌の上手いディーバです。アメリカ進出の計画もあるそうですが、これからが楽しみな実力派女性ヴォーカリストです。
盧廣仲は台湾でも人気者アーティストですが、お河童頭にメガネ男子というその容姿から、以前から何か気になるアーティストでした。ギター1本で唯一無二である彼独特の即興とも思わせるLIVEパフォーマンスは、見ていて驚きを感じさせてくれました。日本でのデビューが待ち望まれるアーティストです。
VANNESSはオープニングから客席総立ちでしたが、今回のLIVEでも彼の魅力を最大に魅せてくれたDANCEと歌のコンビネーションは最高でした。MCタイムでも落ち着きあるトークで、日本でのパフォーマンスだということをより意識した内容でした。これからも日本そしてアジア各国で、素晴らしいLIVEパフォーマンスを多く魅せて欲しいと思います。
エンディングを務めたナオト・インティライミ、明るく自由な人柄と雰囲気は、どの国の人々にも受け入れられると思わせました。是非、日本からアジアへ・・・と更なる飛躍を期待します。

それぞれ違った魅力のアーティスト達が集結してくれた、3.11という節目の日。
意味のある時間と空間に浸りながら、どのアーティストもじっくりとソロLIVEを聴いてみたい、と思わずにいられないほどの素晴らしいステージを体感できた一日でした。

(文:五十嵐砂利美)


◆ASIA MUSIC CONNECTION 2012公式サイト: http://asiamusicconnection.com/



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