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福岡タウン情報

(6/18)

屋台デビューのできるお店

博多 須崎屋台 かじしか  





せっかく福岡に来たのなら是非食べてほしい!
そう思う食べ物、寄ってほしいお店が本当に福岡にはたくさん溢れています。
中でも、なかなか入る勇気が出ない・・・特に女性だけでは入りずらい、
屋台というものは、どうしてもそのようなイメージが付きものだと思います。

そのイメージを覆すような、そんな屋台が今回ご紹介する「須崎屋台 かじしか」です。

 
夜もふけ、屋台の上には明るく輝く「かじしか」の文字が。 暖かい明かりの中、可愛いのれんが夜風に揺れます。

6月13日、梅雨の中休みなのか、中洲の博多川から吹いてくる夕風が涼しく頬をなでる。
そんな最高のロケーションのなか、お店へお邪魔しました。
場所はホテルオークラのそば。
中洲屋台がひしめく場所からは少し離れているので、それがまた穴場的な雰囲気で、
ゆっくりと楽しみたい人には最適な環境です。


日が暮れ始め、川沿いのお店には心地良い風が。雰囲気も最高です。

お店はまだできたばかりという事で、とてもキレイ。テーブルも椅子も、ショーケースもピカピカです。
そして何より一番ピカピカしているのは、かじしかの21歳の大将、下村和代さん。

               

福岡でたくさんある屋台の中でも、女性で、しかもこの若さで大将をしてるのは、とても珍しい事です。
屋台の伝統を守りたいという気持ちから、目指していたパティシエから屋台の大将へと方向転換したとの事。
実際のお店はお父さんと男性スタッフとの3人で営業しているとはいえ、あくまでこの店の大将は下村さん。
お父さんも彼女の事を「大将!」としっかり呼んでいました。

とにかくまずはお味を・・・という事で、オススメメニューをご紹介頂くことに。

 

骨付きカルビ 700円
 
しっかりと味が付いていて、ゴマが香ばしい!そして何よりやわらかい。
噛めば噛むほど旨味が。。。
食べだすと止まらない一品でした。

鉄鍋餃子 480円
 
食べる前から食欲をそそる匂いと、この羽のビジュアルがたまりません。
そして期待を裏切らないパリパリ感!!
ちょっと小ぶりなサイズも女性にはちょうどいいと思います。
口の中でじゅわーっと広がる肉汁が楽しめます。

定番メニューの他に、黒板に書かれた本日のおすすめメニューもあるですが、その中に気になるメニューがありました。

幻のキノコ巻 220円

前原産の花びら茸をベーコンで巻いたこのメニュー。
見た目は白く、本当に花びらの様で、ふわっとやわらかく初めて食べる食感。
また隣にはプッチーナやアイスプラントと呼ばれる、
ほんのり塩味のするぷちぷちした食感の野菜がおしゃれに添えられていました。
屋台でアイスプラント?!このあたりの感覚が女性ならではという感じがしました。

この後鳥肝を注文したのですが「すみません、今日はいい鳥がなかったので・・・」と大将がとても申し訳なさそうに謝っていました。でも逆にそれが私には好印象にうつりました。
いいモノが入らなければ出さない。その潔さが、かじしかの大将にはあるのです。

注文の料理を待ちながら、大将との会話を楽しませて頂きました。

     「KARAや浜崎あゆみさん・・・あ!東方神起も好きですよ」
そういってはにかむ笑顔がかわいい大将。
またパティシエを目指していたという事もあり、自宅ではケーキを焼いたりする事もあるそうです。
残念ながら屋台では衛生上の問題もあり、その腕前が披露できないとか・・・・・。
お休みの日の過ごし方を訪ねてみると、ちょうど取材日は月曜日だったのですが、前日のお休みの日は朝方まで屋台に出た後、大分まで大好きなキティちゃんに会いに行ったそうです。

「キティちゃんレインコート着て出てきてくれたんですよ」

そう嬉しそうに話してくれながらも、手元では華麗な手さばきでホタテがさばかれていました。 

活ホタテ2個 650円
 
貝の状態から新鮮なまま調理して頂けるので、臭みが全くありません。
正直に言うと、ホタテはあまり得意ではないんですが、
これは本当に何の抵抗もなく食べてしまった私でした。

すぐ目の前にあるショーケースの中には、とにかく新鮮なネタがたくさん並んでいます。
あまりに新鮮すぎて、時々海老が跳ねるぐらい。



野菜も大将のおばあちゃんが作ったモノや、地元のモノをこだわって使っているそうです。
野菜の中からもいくつか注文してみました。

スティックブロッコリー巻 220円
 
しゃっきりとした食感と、甘さ。
それとしっかりと巻きつけられたベーコンの塩味が絶妙です。
これがまた少しだけ絞られたマヨネーズが鉄板なんです。

他にもとまと巻250円 バラ150円 ニラ玉450円と、どれを食べても
思わず笑顔になるようなメニューばかりでした。

 
               

ふと、お店に貼ってある絵に目が止まりました。
一番下と真ん中にあるのは、すぐそばにある博多座に出演した俳優さんが書いたものだそうです。
でも一番上の絵。この絵には「かずよ」「ちち」「つじ」と書かれたニコニコ笑顔の顔が書かれています。

                 

「6歳になる弟が書いてくれたんです」

大将がちょっと照れくさそうに教えてくれました。

「私が店で、いらしゃいませーってニコーってしたら、お客さんが逃げるとですよ(笑)」

そう言いながら笑うお父さんもとてもステキで、 大将と二人並んで調理をしている姿がまたほほえましいの
です。かじしかは、そんな暖かい雰囲気が感じられる屋台です。

女性が入りやすいお店を目指していると言う事もあり、とてもキレイで、色々な細やかな所に気を使っているのは確かなのでしょうが、それ以上に大将や、その大将を支えている方々の狙って作れるものではない、その雰囲気がお客さんを集めるのではないかなと思いました。

ちょうど帰る頃に、女性の二人組がお店に入ってきました。
「いらっしゃいませ!」と大将の声がお店に響いていました。

寒い日や、小雨の日はガラス張りにして営業しているそうです。
ホテルオークラの目の前の大きな道路を渡って、川沿い。可愛らしいのれんが目印です。
営業時間は6:30〜1:30頃まで(雨の日と日曜日はお休み)。
ドリンクはノンアルコールのものもあるので、飲めない方と一緒でも大丈夫。
もちろん飲める方にはビール、焼酎、梅酒、ハイボールと、しっかり用意されています。

ハンドルキーパーの方はすぐ近くに最大料金が安いパーキングもありますが、5分ほど歩いた所に120台収容のパーキングもあります。
またバス停からも徒歩5分の距離。地下鉄までなら15分ほどの距離。

「怖い時もあったりしますが、とにかく色んな方と出会えるのが楽しいです!」

そう笑顔で力強く答えてくれた大将に、会いに行きたくなりませんか。
まだ屋台未経験の方!是非屋台デビューするならかじしかで!!

(文:森下恵美子)






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